社員(部下)にビジョンを描かせる

これまで、ビジョンの描き方を
お伝えしてきました。

 

今日は社員(部下に)
ビジョンを描かせる
描かせ方をお伝えします。

 

そうですね。
でも、前提としてご自身がビジョンを
しっかり描けている方が行ってください。

 

さもなくば
社員(部下)も
ビジョンを描けません。

 

描けていない方は
ぜひ、プロに
サポートを依頼してください

 

例えば
私のような
社長さん専門のプロとか(笑い)

 

では、
ここから先はご自身がビジョンを
描けている方に向け書きます。

 

昨日のブログで
書きました
https://actas.blue/firststep-for-vision/

 

ポイントは二つ
①ビジョンは口に出して考える
②ノンストップで30分間語る

 

これを部下とのやり取りで
行うのです。

 

それには
傾聴力と
質問力が必要です。

 

特に今日は
その中で
質問力についてお伝えします。

 

プロコーチも
30分間ノンストップで
質問をし続けることは大変です。

 

ならば
準備をしましょう。

 

そう。
あらかじめビジョンを
引き出す質問を用意しておくのです。

 

しかし、
この質問をしたら
良いといったものはありません。

 

なぜなら
社員(部下)によって
そのやりたいことが違うからです。

 

ですが、
こういうことに
気を付ければ良いというのをお伝えします。

 

①肯定質問を多用する
②want質問にする
③言うのではなく、描かせる
④優位感覚を意識する
⑤多方面から質問する

 

①肯定質問を多用する

肯定的

肯定的

例えば
「苦手な作業は何ですか?」
ではなく

 

「得意な作業は何ですか?」
と肯定的な質問を多用しましょう。

 

多様ということは
ビジョンを探るために
否定的な質問もあっても良いです。

 

しかし、
未来に向けたビジョン策定には
基本はポジティブに!

 

②want質問にする

やりたい

やりたい

以前のブログで
お伝えした。

 

社員のやる気を高める方法
https://actas.blue/motivation-6/

 

でもお伝えしたように
やる気になる
ビジョンや目標は

 

したいと思う
want型にすると良いです。

 

よくあるのが
have(ねばならない)ビジョン

 

上司、特に社長との面談では
期待に応えようと
have(ねばならない)ビジョンになりがちです。

 

「やりたいことは何ですか
(want型)で訊きましょう。

 

③言うのではなく、描かせる

ビジョンを描く

ビジョンを描く

映像としてビジョンを描かせるのです。

 

例えば

「そのビジョンが達成したとき
どんな光景が見えますか?」

 

「そこには誰がいますか?
あなたはどんな立場ですか?」

 

等、具体的に
映像化できると
感覚的に話せます。

 

④優位感覚を意識する

ハワイ

ハワイ

以前のブログで
お話しした優位感覚
https://actas.blue/vak/

 

人には考え方の癖があります。

 

それは
知覚優位
聴覚優位
体感覚優位と分かれます。

 

それをうまく使います。

 

例えば

 

視覚優位であれば
「ビジョンを達成したときに
そこには何が見えますか?」

 

聴覚優位であれば
「ビジョンを達成したとき
何と声かけられたいですか?」

 

等です。

 

⑤多方面から質問する

多方面

多方面

これは例えば
5W1Hを使う

 

「いつ達成しますか」(WHEN)
「誰が一番喜んでいますか」(HHO)
「達成したらまず、どこに行きますか」
(WHERE)等

 

あるいは
Having・Doing・Being
を使い分ける

 

「達成したときには
どんなスキルを身に着けていますか?」
(Having)

 

「あなたはどんな
チャレンジをしたいですか?」
Doing

 

「あなたはどんな人だと
言われていたいですか?」
Being

 

この時
話し手である社員(部下)が
ほとんど話すのが基本です。

 

冒頭にお伝えしたように
自分の口から言うことで
ビジョンが出てきて固まるのです。

 

ビジョンは
考えて出て来るのではなく
こころの奥底から感じるものです。

 

社員(部下)との
こころの触れ合いを
楽しんでください

 

 

 

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間が
ある」

これが私共の
キャッチフレーズ

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

私は主に企業での幹部職育成研修
コミュニケーション研修等
行っています。

また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修をしています。

今後のどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。

お時間が合えばどうぞ、
お越しください。

【11月22日】Talent Focus®詳細解説セミナー
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ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

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