質問力

社員(部下)を育成するためには教えるではなく〇〇させる

私は人を育てる
仕事をしています。

 

プロコーチと言う
職業です。

 

コーチと言うと
テニスや野球のコーチを
思い浮かべる方も多いと思います。

テニスコーチ

テニスコーチ

しかし、このコーチは
コーチではなく
トレーナーです。

 

トレーナーは
ラケットの振り方を
教えてくれます。

 

しかし、
私たちコーチは
教えません。

 

確かに教えた方が
一見結果は早く出ます。

 

しかし、
教えてしまうと
その効果は長続きしません。

 

東大の先生が
こんなことを仰っています。

 

東京大学
大学総合研究センター
中原淳准教授の著書

 

「リフレクティブ・マネジャー」
(光文社刊)に

 

研修講師が「正しい答え」を
与えてしまうと理解した気になって
実践はしないとある。

 

そうなんです。 つまり、
研修講師が受講者の満足度を
高めるために「正しい答え」を教えてしまうと

 

その時点で、受講者は
「思考停止」に陥り
自ら考えることを止めてしまう。

思考停止

思考停止

そうすると、
研修後には
分かったつもりになるが、

 

実践する場になると
行動変容に至らないと
言うものです。

 

これは、我々セミナー講師は
意識して臨まないと
陥りがちな伝え方です。

 

同じことが
社長(上司)である
あなたにも言えます。

 

日々の業務の中
教えてしまうと
1分で終わることをあえて考えさせる

 

もしかすると
1時間考えて
答えを出すかもしれません。

 

しかし、教えた答えは
自分のものになっていないので
直ぐに忘れてしまいます。

 

「いやいや、そんなに
わが社の社員は
バカじゃないよ」

 

そう、
基本的な内容は
そうかもしれません。

 

知っておくなければ
ならない最低限の内容は
教えてください。

 

そうではなく
もっと複雑な業務の
効率化等の内容は

 

臨機応変の
対応が求められます。

臨機応変

臨機応変

それは状況により
変化します。

 

これは教えられて
身に付くものではなく
考えてからでないと身に付きません。

 

自ら考えだして
得た結論は
忘れません。

 

また、状況が変化しても
対応できます。

 

ある意味我慢比べです。

 

考えさせる1時間は

 

ロスではなく
成長の時間です。

 

この1時間が新たな課題が生じたとき
同じように自ら考えることが
出来るようにしてくれます。

 

さあ、手前の1分を取るか
自ら考えることの
できる社員を取るか

 

どちらを選択しますか?
考えてみてください。

 

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間が
ある」

これが私共の
キャッチフレーズ

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

私は主に企業での幹部職育成研修
コミュニケーション研修等
行っています。

また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修をしています。

今後のどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。

お時間が合えばどうぞ、
お越しください。

【2月25日】Talent FocusⓇ詳細解説セミナー
【3月3日】《子育て支援セミナーワークショップ》(Points of You体験会)
【3月6日】売らない営業セミナー
【3月7日】Talent FocusⓇプラクティショナー養成講座
【3月24日】カードを使ったコーチング体験会
【3月25日】自分軸を知って活用するセミナー
【3月26日】Talent FocusⓇ詳細解説セミナー
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ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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