先日ある方を
コーチングいたしました。

その方の課題は

「突破しなければならない
資格試験があるが
勉強のモチベーションが上がらない」

勉強

もしかしたら
これは今の
受験生にも当てはまるかもしれません。

大学入試共通テストが
終わり、次は
各大学の入試が待っています。

今まさに
追い込みの真っ最中

なのに
勉強のモチベーションが
上がらない

そんな方や
そんな方をお子さんに持つ
親御さんがいると思います。

受験生

この方のコーチングの課程が
やる気を出す
ヒントになると思い投稿します。

具体的なご相談内容は

「昨年末にある資格試験を
受けたが、失敗しました。
今年になり勉強に熱が入らない」

「なるほど、それで勉強の
モチベーションをあげたいのですね？

それで、
あなた自身はどうしたら良いと
考えていますか？」

「そうですね、
勉強の成果を可視化したら
やる気になるかもしれません」

可視化

「それは良いですね。
可視化できたらやる気も
わきますね」

「ではどうしたら
可視化できますか？」

「はい、それが
分からないんです」

「一般的には模試を受けるとか
過去問を実際のテスト時間で
解くとかありますが」

「はい、模試は年1回ぐらいですし
過去問はこの資格ができて3年なので
もう全て解いています」

「なるほど、それで
可視化する方法を
見つけたいのですね？

ちなみ、前回試験は
何点で不合格になったのですか？」

「60点が合格ラインで
55点でした」

「え！あとちょっとじゃないですか
それで、どうしてモチベーションが
上がらないのですか？」

「次の試験がいつあるか
分からないので、モチベーションが
上がらないのです」

「ん？試験日程が発表になっていなくても
過去の試験日程から推測できますよね。
この試験は年に何回あるのですか？」

「年に1回です」

「それなら、今年の12月が
試験日程ですよね。
だったら、あと11ヶ月勉強できますね」

「なんだか、めんどくさくなっちゃって」

この段階で
私はある重大な質問を
しました。

「今までのやりとりから
感じたことがあるのですが、
お伝えして良いですか？」

「はい。何でしょうか？」

「ずばり、伺います。
あなたはその資格を本当に
取りたいと思っていますか？」

この質問は
大きな
インパクトがあったようで

衝撃

その方の顔は
みるみる紅潮し
何かに気がついたようでした。

「そうか？そもそも
私がその資格を本当に
取りたいかが定まっていないから

うじうじしていたのですね？

なんだか、モヤモヤしていた
霧が一気に晴れました。

自分が本当にやりたいことなのか？
それを一生かけてやる価値があるのか？
しっかり、向き合わなければなりませんね」

そこから、
一気にご自分がなぜ
その資格を取りたいかを話し始め

最後には
やっぱり取りたい資格との
結論を出されました。

いかがでしょうか？
最初のテクニック的な発想の
「可視化」ではなく

本質的な
目的を思い出すことで
一気に勉強のモチベーションが戻りました。

受験生なのに
勉強のモチベーションが
上がらないあなた

その入りたい大学
入りたい学部は
あなたが本当にやりたいことですか？

どうしても入りたい気持ちがあれば
勉強はつらくはありません。

その気持ちが
高まっていないのならば
真剣にその気持ちに向き合ってください。

これが結果を出す
近道です。