先日、家内と買い物に出かけたとき
見も知らぬ人から
声をかけられました。

「すみません。
そのバックどこで
買われました？」

バック

理由を伺うと
前から探していた
バックとのことでした。

その後、値段や
メーカー、買った場所を
詳細に聞いていかれ

直ぐにでも
その店に買いに
行くそうです。

確かにそのバックは
家内も探して
やっと見つけたバックで

家内によれば
コンパクトで小分けできる
収納ポケットがたくさんあり

とても便利だそうです。

でも、それを
すれ違った人が持ったバックを
わざわざ声をかけるってすごいなと思いました。

これが
今日のタイトル
「人は見たいように見て・・・」
を書こうと思った出来事です。

皆さんにも
このような経験ありませんか？

今の時期、新入学を
迎えるお子さんがいる人は
やたらとランドセルが気になったりとか

ランドセル

車が欲しいと思っている方は
走っている車の車種が
気になったりとかありませんか？

車

このことは
コーチング的には
二つの示唆があります。

一つは
アンテナを立てる
重要性です。

アンテナ

ある目標を
達成できる人は
その目標に向けアンテナが立っている人です。

このアンテナを
いかに立てられるようにするかが
コーチ側のミッションでもあります。

もう一つは
逆に見ないで済ませていたものを
気づかせることもコーチングです。

見ないで済ませる

欲しいものがこれだと思うと
目が行くもの、耳を傾けるものが
狭まってしまいます。

しかし、
その欲しいものは
本当は違うものかもしれません。

そこをコーチングで
掘り下げていきます。

実はこの作業は
全く同じ行程で
行います。

先ずは相手の
漫然と捉えている
未来や現実を明確化します。

明確化とは
その場にいるように
イメージできることです。

こうすることで
アンテナが立ちます。

また、明確化することで
自分が見たくなくて
見ていないことが見えるようになります。

コーチングって
面白いと思いませんか？

そんなことを

「人は見たいように見て、
聞きたいようにものを
聞く生き物」から思いました。