謙虚な姿勢がコーチングの基本です。

コーチングをしていますと
色々な場面に
遭遇します。

 

 

その時に
有効なスキルに
メタコミュニケーションがあります。

 

 

対話を一度
リセットする
スキルです。

 

リセット

リセット

 

コーチングは
双方向のコミュニケーションで
成り立っています。

 

双方向

双方向

しかし、コーチングをしていると、
同じ方向に向かっていないような
違和感を感じることがあります。

 

 

この時に、
メタ・コミュニケーションを使って、
会話をリセットしたり、

 

 

一旦、会話を止めて、
ここまでの話を
振り返ってもらいます。

 

例えば、

 

 

「ここまで、話して、
如何ですか?」

 

 

「話したいことは、
全て話せていますか?」

 

 

「何か、言っておきたいことは
ありますか?」

 

 

この時の質問は、
感じた違和感に対してしてもらうのが、
一番効果的です。

 

 

例えば、

 

 

「今、少し、不安そうな、
表情をされましたが、
何か気にかかることが、ありますか」

 

 

等です。

 

 

しかし、最初の
「ここまで、話して、如何ですか?」は
万能で、いつでも使えますよね。

 

 

また、コーチ自身が不安を
感じた時に

 

 

「今の質問は、
誘導してませんか?」

 

 

「話しにくい雰囲気に
なってませんか?」

 

 

と素直に聞くことも
今後のコーチングを
効果的にしていくためには必要です。

 

 

ともかく、
感じた違和感は
その場で解消しましょう。

 

 

この話をしていて、
思い出すことがあります。

 

 

私は長く、
医療関係者のコーチングを
してきました。

 

 

医師が患者さんとの関係を
築くに当たって、
「魔法の言葉」があります。

 

 

それは、診察の最後に

 

 

「ここまでで、
何か質問はありますか?」

 

 

と、聞くことです。

 

 

ある調査によれば、
医師は患者さんに
十分な説明をしているかとの問いに

 

 

医師の8割は
そう思うと答えたのに対し

 

 

患者さんは2割しか、
そう思うと答えていません。

満足

満足

つまり、医師が思っているほど、
患者さんにはその説明は
届いていないのです。

 

 

そこで、
この「魔法の言葉」

 

 

「ここまでで、
何か質問はありますか?」

 

 

を使うのです。

 

 

そうすれば、
説明が足りないと感じている患者さんは
ここで、質問すればいいのです。

 

 

また、面白いことに、
ここで、患者さんの何割が
質問するかと言えば、

 

 

上記の調査だと8割が質問しそうですが、
結果はほとんど、
質問は出ないそうです。

 

 

つまり、患者さんは医師から、
十分に認めてもらっているという
承認が欲しいのであって、

 

 

説明を求めているのでは
ないのかもしれませんね。

 

 

この、メタ・コミュニケーションは
優秀なコーチ程使います。

 

聞きようによっては、
自信のなさにも
聞こえるかもしれません。

 

自信がない

自信がない

しかし、
完璧なコミュニケーションは
存在しません。

 

 

絶えず、
ベストな状況を作ろうと
する姿勢こそ、

 

コーチングの真髄では
ないでしょうか?

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。

 

「だれでも
劇的に変わる瞬間が
ある」

 

これが私共の
キャッチフレーズ

 

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

 

私は
ちょっと他では経験できない
コーチング研修をしています。

 

今後のどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。

 

お時間が合えばどうぞ、
お越しください。

 

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代表挨拶




ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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