コーチングを身に着けるための
コンサルタントをしていて
良く、遭遇することに
「社員(部下)とのやり取りが
行ったり来たりして迷走してしまう」
とお困りの
社長(管理職)が
おられます。
今日は
そういう方のための
情報です。
以前、
「やる気を引き出す」でも
触れました。
「やる気」を
引き出すためにも
また「言い逃れ」を
許さないためにも
必要なスキルは
「現状の明確化」
です。
ある意味
「現状の明確化」は
コーチングの肝となります。
ここが
明確化されていないと
タイトルにあるように
「行ったり来たり」して
迷走してしまう原因となります。
こんな事例
「今度の会議の準備は
どんな感じですか?」
「はい。もう順調です」
「そうか。それは
頼もしいな。頼むよ」
会議前日
「明日の会議の進行表を
見せてくれないか」
「それが・・・
まだ出来ていません」
「え!会議は明日だよ
進行表はなくては何も出来ないだろう
どうするんだ」
「・・・」
信頼して、任せていたのに
こうなっては大変です。
「現状の明確化」をさせる為には
「事実」を明確化することに
集中します。
まず、全体像の把握から
始めてください。
この時「現状の明確化」を
いきなり「詳細の明確化」
としないでください。
いきなり詳細を聞き出すと
重要な手順を見落としたり
全体像が見えなくなってしまいます。
先ほどの事例なら
「今度の会議の準備は
完了した状態を10とすると
どの段階ですか?」
「はい。進行状態は
8です」
「であれば、
進行表も完成できているはずですね
見せてくれますか」
「え!まだそこまでは
出来ていません」
「おいおい。それでは
まだ進行状態は5にも
届いていないよ」
この「現状のすり合わせ」が
大事です。
社員(部下)の思っている
「出来ている」とあなたの思っている
「出来ている」は違うと思ってください。
その上で
「曖昧さ」を排除して
「事実」を明確化していきます。
「感覚」や「感情」を
取り除きます。
「なんとなく」「多分」
「一生懸命やってます」
「完璧です」
「事実」は
数値化して確認してください。
例えば
「リスト化は出来ていますか?」
ではなく
「リスト化は
何人まで出来ていますか?」
と具体的に
数字で聞いてください。
数値化できないものは
基準を作って
出来るだけ数値化してください。
例えば
「お客様対応スキルは
どれだけ身につきましたか?」
「はい。対応スキル表のレベル4
つまりお客様の気持ちが
分かるまで身につきまし」
「それは素晴らしいですね。
具体的には
どんな事例がありますか」
「具体的には〇〇です」
このためには
こうした定性しか、表せない項目は
基準を決め数値化をしてください。
この基準作り自体が
部下育成になります。
これが
「行ったり来たり」(迷走)
させないスキルです。
さて、
あなたのレベルは
どこまで達していますか?
それを
数値化できますか?
出来ていなければ
お手伝いします。
それが私たちの仕事です。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間が
ある」
これが私共の
キャッチフレーズ
あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。
私は主に企業での幹部職育成研修
コミュニケーション研修等
行っています。
また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修をしています。
今後のどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。
お時間が合えばどうぞ、
お越しください。
【12月17日】カードを使ったコーチング体験会(Points of You体験会)
【12月22日】Talent FocusⓇプラクティショナー養成講座
【1月9日】10:00~Talent FocusⓇ詳細解説セミナー
【1月9日】14:00~Talent FocusⓇ詳細解説セミナー
【1月10日】19:00~Talent FocusⓇ詳細解説セミナー
【1月11日】Hello Points ワークショップ(Points of You®Explorer養成講座)
【1月12日】14:00~Talent FocusⓇ詳細解説セミナー
【1月16日】2020年の目標設定セミナー(Points of You®体験会)
【1月19日】Talent FocusⓇプラクティショナー養成講座
今度のセミナー
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