1. VUCAとは何か
VUCA(ブーカ)
という言葉を
ご存知でしょうか?
これは
「Volatility(変動性)」
「Uncertainty(不確実性)」
「Complexity(複雑性)」
「Ambiguity(曖昧性)」
の4つの英単語の
頭文字を取った
造語で
現代社会における
将来予測が
困難な状況を表しています。
新型コロナウイルスのパンデミックや
ロシアによるウクライナ侵攻といった出来事は
誰もが予測できなかったことでしょう。
このような
予測不可能な出来事が
次々と起こる時代に
リーダーとして
どのように対応すべきかが
問われています。
2. 日本における「No」と言えない文化
VUCA時代において
日本のリーダーは
特有の課題に直面しています。
それは
「No」と言えない
文化です。
日本人は一般的に
相手の気持ちを尊重し
礼儀を重んじる文化を持っています。
そのため
「No」と言うことで相手を
傷つけないかと心配し
つい同調してしまう
傾向が
あります。
しかし
こうした
「No」と言えない体質は
激しく変化する
現代社会では大きな
リスクとなる可能性があります。
3. 変革の時代における「No」と言える重要性
世界が大きく変わろうとしている今
リーダーにとって「No」と言える
勇気と覚悟はますます重要になっています。
新型コロナやロシア侵攻によって
私たちの生活や経済活動は
大きく変わりました。
この変化の波は
今後も続くと
予想されます。
その中で
「No」と言わないことが
ただ相手の気持ちを損なわないための行動だとしたら
それは裏を返せば
自分自身の信念や意見を
押し殺すことにつながります。
もし
自分の意見が
正しいと信じているならば
組織が間違った方向に
進むのを見過ごすことは
致命的な損失を招く可能性があります。
特に
VUCA時代に
おいては
あらゆる意見を集め
議論することが
重要です。
そのためには
リーダー自身が高い基準を持ち
意見を述べることが求められます。
4. 「No」を支える高い基準とは
「No」と言うことが重要であるとはいえ
その裏には
しっかりとした理由が必要です。
単なる感情的な「No」ではなく
具体的な理由に基づいた
反対意見であることが不可欠です。
例えば
「これをやってほしい」
と言われたときに
「嫌だから」
という理由では子供のような
会話になってしまいます。
代わりに
「なぜなら
その行動が
こうした不具合を
引き起こす可能性が
あると考えるからです」
と明確な理由を
持って答えることが
大切です。
このように
「No」と言うことで
相手の機嫌を損ねるかもしれませんが
正当な理由があれば相手も納得し
さらには自分の考えが
間違っていたことに気づくこともあります。
5. 「No」と言うことの価値とメリット
「No」と言える勇気と覚悟を持つことで
ただ流されるのではなく
自分の意見を持ち続けることができます。
また
相手からの反論を
受けた際に自分の意見が間違っていれば
それを修正する
柔軟性も
持つべきです。
結果として
無理に賛同することで生じる心のモヤモヤを避け
自分の意見に対する確信を持つことができます。
VUCA時代において
後になって
「あのとき、言っておけば良かった」と後悔する前に
「No」と言える力を身につけることは
リーダーとしての
重要な資質となるでしょう。
今こそ
勇気と覚悟を持って
「No」と言えるリーダーシップを発揮しましょう。
最後までお読みいただき
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