上司の叱責

コーチングが上手くなるためにまずすべきこと(コーチングフロー②)

私は
人材開発コンサルタント会社
ACTASの服部哲茂です。

 

「だれでも
劇的に変わる瞬間が
ある」

 

がキャッチフレーズ

 

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

 

コーチングを始めるに当たり
クライアント(部下)と
必ず行っていただきたいことがあります。

 

それが、
「扱うテーマの確認と明確化」
です。

 

「扱うテーマ」には
大きなテーマと
小さなテーマがあります。

 

これから行うコーチングの
テーマもあれば、
今日扱う小さなテーマもあります。

 

今回は
今日扱う小さなテーマを
題材に考えます。

 

こんなケース

 

部下が得意先と
アポイント設定を勘違いし、
結果的に日程を変更せざるを得なくなったケース

上手くいかない

上手くいかない

先ずは、救急対応で、謝罪、
日程の再設定等事後対応も
終わりお得意先も何とか落ち着いた
状況下でのコーチングです。

 

皆さんは先ずはどんな声掛けそして、
扱うテーマの確認をしますか?

例えば、

 

「今日は、危なかったな。
なんとか事前に気が付いたから良かったものの、
一つ間違えれば大変なことになっていたよ。

 

今回のアポイントの件で、
今から、少し時間を取りたいのだけれども、
良いかな?」

 

「あ!はい。よろしくお願いします・・・。」

 

さて、この導入話法は
「扱うテーマの確認と明確化」
となっているかどうか?

ちゃんと、救急対応もでき、
新たな日程の再設定も終わりお得意先も、
部下も落ち着いた状況下のコーチング。

 

タイミング、言葉かけ、
テーマも「今回のアポイントの件で」と
明確にしていて良いように見えます。

 

しかし、この導入話法では
「扱うテーマの確認と明確化」
になっていません。

 

今回の上司の扱いたいテーマは

「何とか、大事にならなかったものの、
また、同じことが起こる可能性がある。

 

これはA君の問題だけではなく、
全員が起こすかもしれない事例だ。

 

ここで、しっかり検証して、
A君の自覚を促すとともに、
他の社員にも参考となるような

 

対応策を考えておきたい」とします。

しかし、
A君の扱いたいテーマは

「やば。確実にお説教タイムになるな。
今回は得意先の勘違いも大きいんだし、

 

自分がどれだけ、
ちゃんと確認していたかだけは伝えよう。

 

いや。
先ずは素直に謝った方が良いかな・・・」

 

一見扱う題材は
「今回のアポイントの件」で
一致していますが、

 

テーマは各々

 

上司;「しっかり検証して、
A君だけではなく、
他の社員も参考になるように対応策を考える」

 

部下:「自分の正当性を証明し、
怒られないように済ます」

となっています。

これでは「同床異夢」となり、
建設的なディスカッションは望めません。

では何と言ったらいいか

「今日は、危なかったな。
なんとか、丸く収まって良かったよ。

 

お疲れ様。
さて、今回のことはA君の問題ではなく、
誰でも起こしうるケースだ。

 

いい機会だから、
今後、同じような事が起きないように

 

A君にも知恵を
出してもらいたのだけれでも、
協力してくれるかな?」

如何ですか?

上司からこんな言い方で
コーチングが始またら、
話易くないですか?

 

ポイントは
A君もこの問題解決に
積極的に関われる環境に
置いてあげていることです。

こうすると、
自分の失敗も話易くなり、
建設的な意見が言いやすくなるのです。

「コーチングで扱うテーマの確認と明確化」
とても大切な作業です。
しっかり、お互いのテーマ(思い)を確認(共有)

 

してからコーチングを始めましょう。

 

 

私は
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代表挨拶




ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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