先日、ある看護師長さんから
このような相談がありました。
「中々仕事を覚えない
部下がいます。
どうしたらいいですか?」
看護師さんに限らず
仕事を覚えられない
部下はいます。
そこで、私の答えは
「それは、お困りですね。
しかし、一言に仕事を
覚えないと言っても色々考えられます
先ずはその部下から
話を聴いてください」
とアドバイスしました。
その後、
思わぬ展開で、解決したので
そのことをお話します。
その師長さんは
その看護師さんを
ランチに誘いました。
そこで、
師長は訊きました。
「なんで、仕事が
覚えられなんだろう?」
実はこの問いは
今までも何度も
してきました。
しかし、それまでは
「患者さんがわがままで・・・」
「あの時は、体調が悪くって・・・」
と的を得ないレスポンスばかり
しかし、
今回は反応が違ったそうです。
その看護師さん、
一瞬、ポカンとして
その後ぽつぽつと話し始めました。
「実はですね・・・」
「患者さんに苦手な
タイプがいるんです」
「私、失敗してはいけないと
思うと緊張してしまうんです」
「家族内で今問題があって・・・」
延々と話しだした
看護師さんに対し
師長は、ただ
聞き役に徹したそうです。
すると、話し終わった
その看護師さんは
師長に一礼して
こう言ったそうです。
「今日は、話を聴いて頂き
ありがとうございました。
お陰で、
何をしなければ
いけないか?
何を学ぶべきか?
はっきりしました。
これからは
もっと努力します。」
と、言ったそうです。
その後、その看護師さんは
どんどん仕事を
覚えてくれたそうです。
何が良かったか?
それは看護師長の
部下を知りたいの
思いが伝わったことと
「聴く」ことが
良かったのです。
「聴く」って受け身のようですが、
「聴く」だけで部下は自分を
内省できます。
つまり
人は口に出すことで
初めて、内側の思いに気が付きます。
話しているうちに
頭が整理され
新たなアイデアが浮かんできます。
今回は
先ずは部下を知ることから
始めて、そこからと考えていましたが、
嬉しい誤算でした。
改めて、
「聴く」ことの
重要性を再認識した事例でした。
その意味で
もう一度
「聴く」に着目しませんか?
「聴く」は基本的なスキルであり
欠かせないスキルです。
私共ACTASの研修は
「聴く」から研修が
始まります。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間が
ある」
これが私共の
キャッチフレーズ
あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。
私は主に企業での幹部職育成研修
コミュニケーション研修等
行っています。
また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修をしています。
今後のどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。
お時間が合えばどうぞ、
お越しください。
【6月8日】カードを使ったコーチング体験会(Points of You®体験会)《オンラインセミナー》
【6月9日,10日,11日】Hello Points ワークショップ(Points of You®Explorer養成講座)《オンラインセミナー》
【6月10日】自分軸を見つけて自分らしく生きるセミナー《オンラインセミナー》
【6月14日】Talent FocusⓇプラクティショナー養成講座
【6月24日】Talent FocusⓇ詳細解説セミナー
今後のセミナー
お問い合わせ先
この記事へのコメントはありません。