先日、2年ぶりに
旧友と旅行に行きました。
折角なので
良い旅館に泊まったのですが、
その料理がこちらです。
日本料理って
本当に繊細で
一品一品が心込めて作られています。
赤い器に5品あり
どれから食べようかだし、
彩りで、
葉っぱが添えられているのも
日本料理ならではですよね?
この後、
お刺身やら焼き物
お肉料理と続くのですが、
私の心を
鷲づかみにしたのが、
この一品ならずこの一枚
料理も中盤で
仲居さんが
料理ではなくこのカードを持ってきました。
予定された料理以外に
何か来るらしい
何?
そして添えられたのが
こちら
なるほど。
煮こごりって
もともとまかない料理と聞きます。
その意味で
正に、一品添える
感があります。
ひねくれ者の私は
わざわざ、この様なカードを
つけなくても出せる料理?
なんて、
思ってしまいましたが、
でも、
「本日の来館に感謝を込めて
一品添えさえて頂きます」
は何か特別感があり
期待を抱かせる
心憎い演出です。
もしかしたら
本当に以前は料理長が
料理の課程で出た煮こごりを
捨てるのは
もったいないから
気持ちとして出したのかも知れませんね。
料理って、
味だけではなく
言葉でも食します。
「こちらは
ここで取れた
天然の鮎です」
なんて出されるのと
黙って出されるのでは
雲泥の差ですよね。
美味しさも
倍増します。
煮こごりも
普通に出されれば
普通の煮こごりですが、
こうしたカードを
添えて出せれると
特別な一品になります。
これは
私たちの仕事にも
当てはまります。
私の仕事は
人材育成なのですが、
人材育成は
目に見えにくい
商品です。
いわゆる
無形商品で
形がないだけに
値段が付けづらいものです。
その中での
サービスの提供ですから
成果の演出が
必要です。
そこで
研修前に
必ず行うことがあります。
それは
ゴールの見える化
先日もある企業さんの
研修で社長が
「社員にやる気が感じられない
例えば、一言朝礼を
やらせても
「今日は特にありません」
で終わらせる社員が多い」
と嘆いておられたので、
ある研修を
提案しました。
「やる気」には
色々な要素があるのですが、
こちらの会社さんは
「企業理念」が
ありませんでした。
そこで、
「企業理念・経営指針作成」
ワークを3ヶ月かけで行いました。
そして、出来た経営指針の文言の一つが
こちらです。
「社員のスキルの標準化を図るために
毎朝の朝礼で、気づきの共有をする」
が新たに作成されました。
これは
正に社長が気にしていた
朝礼の活性化です。
結局無理矢理
朝、何かを話せと言われても
なぜそれが
必要か分からなければ
何をしゃべって良いか分かりません。
朝礼の意義が分かれば
社員さんは自ずと
一言を発するようになります。
結果、
社員さんも満足
社長も満足します。
こうした
見える化
意識化の演出は大切です。
「社員のやる気」
は中々分かりづらいですが、
「朝礼で一言話せる」
が指標であれば
この経営指針作成の過程で
その必要性を感じた社員さんは
強制しなくても話すようになりました。
恐らく
「朝礼で社員が話す」
から「理念作成」は
想定外だったはず。
これが私たち
人材育成コンサルタントが
介入する価値に繋がります。
高いお金を頂くわけですから
普通の料理(サービス)では
満足して頂けないですから。
旅行に来てまで
そんなことを
考えていました。
でも
しっかりリフレッシュしましたよ
((^0^)
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で人材開発コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
キャッチフレーズ
あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。
私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。
また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修もしています。
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