今日まで、
「やる気」を持たせるには「当事者意識(アカウンタビリティ)」
が必要との話をしてきました。
しかし、
これが一時的なものに終わっては
意味がありません。
そう、
継続させることが必要です。
では、
そのやる気を継続させるための
お話をします。
その為に必要なことは
2つ
①継続して「当事者意識(アカウンタビリティ)」を発信つづける
②現場からフィードバックを受け続ける
①継続して
「当事者意識(アカウンタビリティ)」を
発信つづける
よく、
経営者は管理職の方と話をして
出てくる愚痴に
「うちのメンバーは当社の理念を理解していない」とか
「我が社のそもそもの目的を全員が理解していない」
と言った愚痴を聞くことがあります。
これに対し
「それは、お困りですね。
ところで、経営理念は
いつどのようにして伝えましたか?」
とお聞きすると、
具体的に出てこないケースが
多々あります。
皆さんは、
この問いに対し明確に
日時、伝え方が言えますか?
経営者(管理者)として
四六時中、
全体のことを考えています。
しかし、従業員(メンバー)さんは
自分の部門、生活、家族があり、
いつもいつも考えてられないのです。
「それは、従業員の怠慢だ」
そのお気持ちは分かりますが、
「当事者意識(アカウンタビリティ)」
にさせていないあたなた(管理者)の
責任の方が大きくないですか?
だとすると、
継続的に「当事者意識(アカウンタビリティ)」を
持てるように「発信」し続ける必要があります。
「発信」し続けることで、
それが「習慣」となり
何れ「文化」となっていくのです。
「理念」「目的」は
一例です。
「出来ることを全てやる」
ことを問いかけ続けてください。
②現場からフィードバックを
受け続ける
この作業は経営者(管理者)としては
躊躇があるかと思います。
しかし、
この「フィードバックを受ける」
習慣があれば、
組織が意見を自由に
言える風土を作ります。
恐れずに、
フィードバックを受ける
風土を築きましょう。
組織全体が
「当事者意識(アカウンタビリティ)」
になっていれば、
責任追及のフィードバックは
ありません。
もし、あれば、
前向きにそのことに対峙し、
そのフィードバック自体が
「被害者意識(ヴィクティム)」
であることを伝えましょう。
如何ですか?
「当事者意識(アカウンタビリティ)」
の文化を築けば、
「組織は永遠にやる気を維持できる」
と思いませんか?
であれば、
「やらない理由は何ですか」
最後までお読みいただきありがとうございます。
私は人材開発コンサルタント
ACATSの服部哲茂です。
http://actas.blue/
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