会話の最中に
相手の使った言葉の
ニュアンスに違和感を感じ
「それは
どういう意味ですか?」
って訊いたことありませんか?
すると
相手からは
「え!今言ったとおりですけど」
なんて答えが
帰ってきたりします。
これは
第三者から見ていると
面白い現象です。
使っている本人からすると
正しい文脈で
正しく使っているので、
これ以上の
説明の必要性が
理解できないのですが、
言葉は
同じ言葉でも
その概念は人それぞれ。
先日
あるワークで
こんな言葉が
「Ambitious」
日本語訳がついていて
そこには
「野心的」
私にとって
この言葉は
理不尽な野望を持って
他国に
戦争を仕掛けている
プーチン大統領のイメージ
しかし、
よくよく
この言葉を思い出すと
「Boys, be ambitious」
の「Ambitious」では
ないですか?
これって、
日本では
「青年よ!
大志を抱け」
って訳されています。
「青年よ!
野望を抱け」
ではありません。
すると
同じ
「Ambitious」が
素晴らしく大義のある
前向きな言葉に
変りました。
もしこの言葉を
相手が「野望」として
使っていた場合
聞いている側が
「大志」と思っていると
そこに違和感が生まれます。
ここで
「それはどういう意味ですか?」
と訊かれても
使っている相手は
困ってしまいます。
この時には
「正確に言うと
どういう意味ですか?」
とか
「言い換えると
どういう意味ですか?」
と訊かれると
答えやすくなります。
言葉の持つニュアンスは
同じと思わない方が
良いです。
私の得意とする
ワークに
「楽しい職場研修」
と言うのがあります。
この
「楽しい職場研修」
ってどんな職場だと思いますか?
正に
この研修は
この問いから始まります。
敢えて曖昧な問いによって
ニュアンスが人それぞれだと
気づいて貰うワークです。
「笑顔があふれている職場」
「信頼で結ばれている職場」
「やりがいのある職場」
どれも
「楽しい職場」です。
この研修で、
あるとき
一触即発の事態が起きました。
この問いに対し
ある部長さんが
「だいたい、職場に
楽しいなんて概念を
持ち出すから、
真剣味のある
仕事をできないんだ」
とこの研修を
否定するような
発言が飛び出しました。
ファシリテーターとしては
どのように回答しようかと
思っていると会場から
「そうでしょうか?
私たちが楽しいと
思えないようでは
良い仕事は
逆に出来ないのでは
ないですか?」
と反対意見が
出されました。
部長も
負けじと
反論したのですが、
次から次へと
「楽しい職場」
賛同の意見が出て
部長も
「そうだね。
良い仕事をするためには
職場がやりがいのある
楽しい職場でなければならないね。
よく分かったよ」
とこの
「楽しい職場」の
概念を変えてくれました。
この
「概念の統一」は
職場にとってとても大切なことです。
意外と
「呉越同舟」
なんてことがあります。
職場で使われている
その言葉は
同じニュアンスですか?
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
キャッチフレーズ
あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。
私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。
また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修もしています。
下記にどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。
お時間が合えばどうぞ、
お越しください。
秘密厳守でパーソナルコーチングも行っております。
コーチングは自己改革のツールです。
自己投資しませんか?
【12月10日】Talent FocusⓇプラクティショナー養成講座
【12月11日】自分を知り活かすセミナー
【12月13日】子どもの才能の見つけ方・育て方
【12月19日】仕事を楽しくしませんか?(Points of You®体験会)
【12月21日】自分軸を明確にし拡げるセミナー
【12月22日】Talent FocusⓇ詳細解説セミナー
今後のセミナー
お問い合わせ先
この記事へのコメントはありません。