質問

コーチングの力、質問力の基本を知ろう

今日は、
コーチングの基本スキル
「質問」のお話です。

 

本当に基本の話ですので、
コーチングを既に勉強されてる方は
パスしてくだって構いません。

 

さて、
コーチングにとって
「質問」はキモとなります。

 

良い質問したいですよね。

 

では、先ず、
この「質問」を
分類したいと思います。

整理

整理

ざっくり、
「質問」には

 

クローズドクエッション(限定質問)と
オープンクエッション(拡大質問)に
分けられます。

 

「クローズドクエッション」とは
「YES」or「NO」で答えられる質問

 

「オープンクエッション」とは
相手が自由に答えらえる質問です。

 

例えば
「クローズドクエッション」の例

 

「今朝は朝食食べましたか?」
「報告書はもうできていいますか?」
「今の仕事に満足していますか?」

 

等の事実の確認であったり、
答えを早くしりたいときに有効です。

 

或いは相手の、
現状を明確にするときにも
効果的です。

 

一方
「オープンクエッション」の例は

 

「仕事上で、困っていることは何ですか?」
「あなたの考えていることを教えてください。」
「今の気持ちを教えてください。」

 

相手にじっくり話させたいときや、
考えさせたいときに有効です。

 

相手は自ら考えることにより理
解を深めたり、
気づきが生まれます。

気づき

気づき

さて、
重要なことはこれらの2種類の質問を
使い分けることです。

 

皆さんは、
意識して使っていますか?

 

ここで、質問です。

 

皆さんは、
どちらのタイプの質問を
多用していますか?

 

実は管理職へのアンケートによると、
「クローズドクエッション」の方を
多く使っている

 

 

との回答が多いことが
報告されています。

 

何故なら、
「クローズドクエッション」の方が
返事が2択ですので、

 

 

その後の対応が
しやすいからだとか

 

或いは、管理職にとって、
相手から直ぐに明確な答えが
得られるからです。

 

「クローズドクエッション」を多用すると、
相手は責められていると
感じる場合があります。

詰問

詰問

その上、
管理者の思惑の中での質問となり
相手の思考を狭めることにもなりかねません。

 

しかし、
ここで「クローズドクエッション」が悪いと
言っているのではありません。

 

その特性を理解し
双方をバランスよく
効果的に活用することが求められます。

 

ここで、
その特性をまとめてみます。

 

「クローズドクエッション」

 

特性;答えがYES/NOの2択である

 

有効な場面;
事実の把握・答えが早く聞ける・
意思を明確にできる

 

注意点;相手が責められていると感じる場合がある
思考の広がりがなくなる

 

「オープンクエッション」

 

特性;相手に自由に答えさせる

 

有効な場面;
相手に考えさせる・
気づきを与える・意思を引き出す

 

注意点;時間が掛る場合がある

 

 

コーチングは相手に
「気づき」を与えるスキルです。

 

とすると、
「オープンクエッション」の方を
重要視したいところです。

 

しかし、
同時に最終的には「行動」を
起こしてもらうことが必要です。

行動変容

行動変容

そこで、
「オープンクエッション」で
気づきを促し

 

最終的に
「クローズドクエッション」で行動の意思表示を
確認する流れがベストではないでしょうか?

 

 

一方、相手が中々、
本音を話してくれない時には

 

「クローズドクエッション」で、
答えやすい質問をしてから

 

徐々に本音に迫る
「オープンクエッション」を
使っていく方法もあります。

 

 

如何ですか?

 

単純ですが、
結構奥が深くないですか?

 

意識して「クローズドクエッション」
「オープンクエッション」を
使いこなしていきましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。

 

「だれでも
劇的に変わる瞬間が
ある」

 

これが私共の
キャッチフレーズ

 

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

 

私は
ちょっと他では経験できない
コーチング研修をしています。

 

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ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

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