毎年のお正月の
恒例行事である
箱根駅伝が今年も開催されました。
往路は初優勝の
創価大学
総合優勝は
最終区でトップに躍り出た
名門駒澤大学
いつもながらの
筋書きのないドラマがあり
楽しみました。
しかし、いつもと違うのは
沿道での応援自粛
ところが残念ながら
いつもとは少ないながらも
沿道から応援する人は多くいました。
中継の合間に出る
「応援したいから応援に行かない」の
キャッチコピーがむなしく響きます。
主催者側の発表では
今年は18万人ほどの
沿道からの応援があったようです。
例年は100万人だそうですから
凡そ1/5が要請には
答えなかったようです。
本当に応援したい
家族や関係者が
誰も行かずに
応援というよりは
カメラに手を振る
自己顕示欲の高い人の集まり
そんな
やるせない思いを
抱かせた大会でもありました。
でも、これは行動科学的には
興味深い結果でも
あります。
「2・6・2の法則」
というものがあります。
こちらからの要請に
期待以上に答えられる人
2割
普通に答える人
6割
答えられない人
2割と言われています。
今回は100万人分の
18万人ですから
ほぼこの割合
では
どうしたらこの人たちを
要請に答えてもらえるか?
これは他者に
物事を依頼したり
会社で「理念」を
共有したりするときに
役に立ちます。
先ずは
情報の共有
今回の開催に関しては
関係者は開催そのものを
検討しています。
新型コロナで
自粛が叫ばれている中
開催すべきかは大きな問題
そこで、
沿道での応援自粛要請に
なった訳ですが
その意図をどこまで
共有されていたか?
おそらく今回
沿道に応援に来た人は
この状況を正確に把握できていないと思われます。
もし、来年も
新型コロナの状況が
変わらなくて
もし、今回の開催で
数人でも感染経路が
「箱根駅伝応援」が分かれば
確実に
来年の大会は
中止になるでしょう。
この影響の
重大さの共有が
なされていないと思われます。
これは
箱根駅伝に限らず
「新型コロナ自粛」そのものにも言えます。
今の新型コロナの
感染拡大は大変に
危機的な状況です。
新型コロナにとって
拡大しやすい
冬場であること
広まった拡大を
抑えるには行動自粛しかない中での
長期休みで人の動きがある年末年始
このままでは
1日当たりの新規患者は
5千人、6千人と増えていきます。
それを防ぐには
人の流れを抑えることが
重要です。
その情報の共有が
どこまで徹底されているかが
重要です。
次に大切なことは
その伝え方
正直私自身は今回のキャッチコピー
「応援したいから応援に行かない」は
中継が始まって初めて目にしました。
私が気が付かなかっただけで
案内はされていたかもしれませんが、
少なくとも私は気が付きませんでした。
単純に「2・6.2の法則」からしても
ちゃんと伝えても
2割は聞いていません。
これはかなり
意識的に伝えないと
伝わりません。
全国で楽しみにしている人が
多いわけですから報道機関に
事前にもっと告知をすべきだったと思います。
これは日常でも
同じです。
大事なことを
お願いするときは
「これをお願いするね」
ではなく
例えば
赤いしおりをつけるとか
目を見て手を握って
目の前で、大きな声で
依頼する等
いつもとは違うお願いであることを
しっかり伝える工夫を
することが求められます。
新型コロナは
感染症という自然界の中の
出来事です。
起こったことを嘆くのは
地震や台風の被害を
嘆くとの同じです。
私たち人類ができることは
どうやって、その状況を
早く収めるかです。
それには
私たち一人一人が
考えること
そうすれば
必ずこの国難は早期に
解決できます。
あと少し
みんなで頑張りましょう!
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で人材開発コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
キャッチフレーズ
あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。
私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。
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ちょっと他では経験できない
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