コーチングを
初めて行う際
準備が欠かせません。
スポーツの準備体操と
同様にコーチングにも
準備が必要です。
では
その準備には
どのようなものが必要でしょうか?
①相手の経緯と動機を確認する
コーチングを
受ける動機は
様々です。
例えば
上司からの指示や
自らの成長のためなどが挙げられます。
かつて
こんな経験が
あります。
それはある企業で
管理職の個別コーチングを
引き受けたケース
部長と話をして
希望者5名と
コーチングをすることになりました。
最初に現れた方が
来られるなり
いきなりこう切り出しました。
「私は忙しいので、
今日は5分で
終わらせてください」
これには
面食らいましたが
ここは冷静に
「お忙しいのですね。
しかし5分ではコーチングは
出来ません。
部長さんと連絡を取り
後日
日程を 取り直しましょう」
すると 相手の方は 少し慌てて
「いえ、大丈夫です。
では、このまま 進めてください」
「本当に大丈夫ですか?
ゆっくり受ける余裕がないと
満足のいくコーチングが出来ません。
やはり
時間調整を
しましょう」
「いえ、この日のために
済ませることは
済ませてきましたので、 大丈夫です」
ここで、
一つの仮説を
立てました。
「この方は
希望者を募ったはずなのに
強制的に来さされたのでないか」
そこでずばり
「大変失礼ですが
○○さんからは
コーチングを受けたいと
言う意思が
感じられません。
コーチングは自ら
受けたいと思う人にしか
機能しません。
部長には
私から
言いますので
○○さんは
コーチングを受けるのを
辞めにしませんか?」
すると
心を決めたのか
こう返事が返ってきました。
「大変に
失礼し致しました。
正直
部長から
コーチングを受けるように
指示されたのですが、
何で私が
受けなければならないのかと
思うと腹が立って
先ほどの
ようなことを
言いましたが、
思い直しました
良い機会なので、
是非、受けさせてください」
途中
はしょりましたが
結局この方とは
5人の中では
一番親しくなり
コーチングの
セッションが終わっても
メールで
部下指導について
相談を戴いたり
しています。
相手の経緯と
動機を理解することは
信頼関係を築く第一歩です。
②コーチングの同意を得る
コーチングは
双方向の関係であり
本人の同意がなければ成り立ちません。
相手が自らの意思で
コーチングを受けることが
重要です。
強制的な場合
効果的な成果は
期待できません。
③信頼関係の構築
コーチングは
深いレベルでの
対話を伴います。
そのため
信頼関係が築けていなければ
本当の意味での成果は望めません。
自己開示と相手への
理解を深めることで
信頼関係を築くことができます。
④主体的姿勢を引き出す
コーチングでは
相手自身のやる気や
目標を引き出すことが重要です。
価値観を明確にし
その人に合ったアプローチで
主体性を引き出します。
自己開示や価値のリスト作成など
具体的な手法を
用いることが効果的です。
⑤テーマを決める
最後に
具体的なテーマを
決めます。
テーマを設定することで
コーチングの方向性が
明確になります。
また
テーマを解決する過程で
実践的な経験を積み
成長を
促進することが
できます。
以上のポイントを踏まえて
コーチングを始める準備を
整えましょう。
相手との
信頼関係を
築きながら
共に成長し合える
素晴らしいコーチングセッションを
目指しましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
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