どんな仕事でも
与えられた役割や巡ってきたチャンスには
あなたを成長させる力があります。
一見すると
気が進まない仕事や
予想外の役割でも
積極的に
受け入れることで新しい道が
開けることがあります。
本記事では
具体例を交えながら
与えられた仕事を通じて
成長する方法について
考えて
いきます。
迷ったときこそ受け入れる
迷う
与えられた仕事や役割を
引き受けるべきか迷う場面に
出会うことは誰にでもあります。
無理にすべてを
引き受ける必要は
ありませんが
迷ったときこそ
挑戦してみる価値が
あります。
例えば
子供のPTA活動が
その一例です。
PTA活動を通じた学び
PTA
ある日
私の息子の嫁さんがPTAの学年担当を
引き受けることになりました。
当時
彼女の子供は
小学3年生。
「子供が小さいうちに
やっておいた方が楽よ」
という周囲の助言で決めたものの
大役に最初は
戸惑い
緊張していました。
しかし
この経験を通じて彼女は
学校のことや他の保護者とのつながり
自分の子供についての
新しい視点を
得ることができました。
彼女は医師として
忙しい日々を
送っていますが
PTAという異なる社会での
人間関係や
協力の大切さを学ぶことが
結果的に
医療現場での対応力にも
つながったのです。
同じことは
職場での役割にも
当てはまります。
左遷がもたらした大きな転機
左遷
私は製薬会社で営業職をしていた頃
いくつかの人事異動を
経験しました。
その中で最も成長につながったのは
営業所長から部下のいない課長職に
「左遷」されたときのことです。
この左遷が
結果的に私のキャリアにおける
最大の転機となりました。
新たな部署への挑戦
そのとき私が配属されたのは
新設された
造影剤専門部隊でした。
造影剤はCTやMRIの検査で使われる薬剤で
会社にとって重要な商品である一方
競合メーカーに押されている状況でした。
CT
この部署では
専門知識と営業経験が
求められる一方
当初は
「管理職の上がりポスト」のように
見られていました。
私は複雑な心境を抱えながらも
この部署の可能性に
興味を持ちました。
なぜなら
以前から会社に対して専門部隊の設立を
提案していたからです。
配属された社員は
やる気を
失う人もいましたが
私は
学会に参加し
専門知識を深め
造影剤の
安全使用について
情報発信を行いました。
この取り組みが医師たちの信頼を得て
最終的には競合を抑えて
トップシェアを獲得しました。
一生懸命取り組むことが未来を創る
一生懸命
どんな仕事でも
その瞬間には
意義が見えなくても
後から振り返ると
大きな意味を
持つことがあります。
私の場合
左遷と見られた異動が
結果的に新たなキャリアの扉を開き
コーチングとの出会いを
通じて現在の
仕事につながりました。
重要なのは
与えられた役割に
真摯に取り組むことです。
一生懸命に
向き合う姿勢が
未来の可能性を広げ
思いがけない
チャンスを
引き寄せるのです。
まとめ
迷ったときは挑戦する。
それが
あなたの成長と未来を
切り開く鍵になります。
一見して困難に思える役割や仕事も
積極的に取り組むことで新しいスキルや
視点を得ることができるでしょう。
自分を信じ
未来を信じて
今目の前の仕事に
全力で取り組んで
みてください。
その努力が
きっとあなたの人生を
豊かにするはずです。
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