コーチングにおいて
良い質問をすることは
とても大事です。
今日まで、
そのポイントを
お伝えしてきました。
準備をしておく
誘導はしない
本質を意識する
エッジを立てる
言葉は正しく使う
これら以外にも
スキル的な観点でも
気を付けた方が良い点があります。
一つが
「1回につき1回だけする」
単純ですが、
大切なことです。
会話してて
機関銃のように
質問をされたことありませんか?
そのとき、
話しにくくなかったですか?
話しにくいですよね。
なぜなら
会話はキャッチボールで
無ければなりません。
相手が球を投げ
こちらが受け取り
投げ返す。
この動作の連携で
会話が成立します。
しかし、質問を
連続的に出すことは
言わば、球を
2個も3個も
投げることですから
受ける方は
大変!
どの球を受けようと
迷ったり
場合によっては
どちらかを
受け取れないかもしれません。
そうすると
相手は取りやすい球だけ
取って投げるようになります。
結果として
本当に聴きたかった
答えは聴けなくなります。
また、受け取る球と
そうでない球が
出てくると
会話の質も
下がってしまいます。
焦らず
一つ一つ
質問しましょう。
二つ目は
「質問されたら答える」
コーチングの場面では
コーチ側から
質問します。
しかし、
時に相手から
質問されることがあります。
このときには
意見を求める
ものであったり
アドバイスを
求めるものであることが
あります。
実は多くのコーチが
その質問に
答えなかったりします。
なぜなら
自分で考えてこそ
コーチングが機能するので、
質問に
質問で返す方が
います。
これは
キャッチボールで言えば
相手の球を受け取らずに
別な球を
投げることになります。
こうして
説明すると
良くないと分かると思います。
必ず、投げられた
球はいったん
受けてください。
そうした場合の
受け方ですが、
「なるほど、私の意見を
聴きたいのですね」
といったん受けてから
「ですが、先ずは
ご自分で一度
考えてみてください」
と、丁寧に受け取ってから
質問をしてみてください。
でも、私は
こうした時は
出来るだけ答えています。
なぜなら
こうした質問は
一種のヘルプサインです。
苦しいときは
迷わずヘルプすることが
信頼を得る機会にもなります。
もちろん、
相手にも考えさせる
必要がありますので、
「私の意見は〇〇です。
で、あなたはどう考えますか?」
と、相手も考える質問を
投げてください。
そうしないとこちらの意見を
自分の意見としてしまう
かもしれません。
また、
頻繁に質問が
来るようであれば
その状態が
良くないことを
分かるように伝え
改善を促すことも
必要かもしれません。
如何だったでしょうか?
良い質問が出来るように
まとめてみました。
これらのことを
意識して
練習してみてください。
今日から4連休
家族で
練習するのも
良いですね。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間が
ある」
これが私共の
キャッチフレーズ
あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。
私は主に企業での幹部職育成研修
コミュニケーション研修等
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また、
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コーチング研修をしています。
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