やる気

部下のやる気を引き出す!「心に届く提案」の秘訣

組織において
上司やリーダーが部下に行う「提案」は
成長を後押しする大切な行為です。

提案の仕方ひとつで
部下が主体的に動き出すこともあれば
逆に反発や抵抗を生むこともあります。

その違いは
提案の「伝え方」と「タイミング」に
大きく関わっているのです。

提案がうまくいかない理由

提案がうまくいかない

提案がうまくいかない

「良かれと思って伝えたのに…」
そんな経験をした方は少なくありません。
部下に響かないのは、内容だけの問題ではないのです。

上司側の一方的な押し付けや
相手の準備を無視した言葉かけは
信頼関係を崩してしまいます。

だからこそ
相手の心を動かす提案の方法を
しっかり押さえておく必要があるのです。

効果的な提案の5つのステップ

効果的

効果的

ここで紹介するのは
実際の現場でも活かしやすい
提案の5つのステップです。

① 選択肢を与える
② 許可を取ってから提案する
③ 1回に1つの提案に絞る
④ 伝わる工夫を凝らす
⑤ ストーリーで語る

これらを意識することで
部下の「受け取る姿勢」が大きく変わり
前向きな行動につながります。

① 選択肢を与える

選択肢

選択肢

提案は「命令」ではありません。
選択肢を示すことで、部下は自ら考え
自ら決める余地を持つことができます。

例えば「この方法でやりなさい」ではなく
「AとBの方法があるけど、どちらを試してみたい?」
と問いかけるのです。

人は選択の余地があると
責任感と主体性を持ちやすくなります。
それこそが成長の原動力になります。

② 許可を取ってから提案する

許可

許可

「今ちょっと提案してもいいかな?」
このひと言を添えるだけで
相手の受け入れ態勢は大きく変わります。

部下の状況を無視した提案は
押しつけにしか聞こえません。
しかし、相手の了承を得てから話せば信頼は深まります。

相手が「聞く準備がある状態」かどうかを
確かめてから伝えること。
これが円滑なコミュニケーションの秘訣です。

③ 1回に1つの提案に絞る

1回に1つ

1回に1つ

一度に複数のアイデアを出されると
相手は混乱し、行動が止まってしまいます。
だからこそ「一度に1つ」が鉄則です。

提案を小分けにして伝えることで
部下は理解しやすく、実行にも移しやすくなります。
シンプルでわかりやすい方が効果的なのです。

このルールは当たり前に見えて
意外と守られていません。
ぜひ意識してみてください。

④ 伝わる工夫を凝らす

工夫

工夫

同じ内容でも、伝え方で効果は変わります。
難しい専門用語を並べるより
シンプルな言葉で、具体的に伝えることが大切です。

例えば「もっと効率的に」と言う代わりに
「この方法なら1時間早く終えられるよ」と伝える方が
部下はイメージしやすくなります。

提案は「相手にどう届くか」が勝負。
わかりやすさを意識することが
相手の前向きな反応につながります。

⑤ ストーリーで語る

語る

語る

人は「情報」より「物語」に心を動かされます。
実際にあった事例や、自分の経験を交えて伝えると
部下は自然と共感しやすくなります。

「以前、同じ課題に直面した人がいてね…」
と話を始めれば、相手は耳を傾けやすくなるのです。
提案が具体性と説得力を増し、記憶にも残ります。

ストーリーを通して未来の姿を描くことも有効です。
「この方法を試せば、半年後にはこうなれる」
そんな希望を示せば、行動への後押しになります。

提案は信頼関係を深めるチャンス

信頼関係

信頼関係

効果的な提案とは
相手を動かすためだけのテクニックではありません。
信頼関係を築く大切なプロセスでもあるのです。

一方的に伝えるのではなく
部下の視点に立ち、共感を持って語ること。
それが「心に届く提案」につながります。

提案を重ねるごとに
部下は主体性を高め、成長していきます。
リーダーにとっても大きな喜びになるでしょう。

まとめ

上手な提案の秘訣は
「相手に選択肢を与え、許可を取り、1つずつ伝える」
そのうえで「わかりやすく、ストーリーで語る」ことです。

これらを意識するだけで
部下との信頼関係が強まり
提案は確実に心に届きやすくなります。

あなたは明日から
どんな提案を
試してみますか?

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」

これが私共の
キャッチフレーズ

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劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。

また、
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ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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