会議運営

成果を生む会議運営 -目的を明確にする力-

最近、私は多くの企業の
ミーティングに参加する機会が
増えています。

コロナ禍以降、オンライン会議が
一般化したことで、
打ち合わせの数も増えました。

しかし、その一方で、
「何のために集まっているのか?」
わからない会議も少なくありません。

良いリーダーは、
良い会議を

運営する人でもあります。

では

どうすれば会議は活性化し、
成果につながるのでしょうか?

―――――――――――――――
◆ 良いミーティングの3つの基本

会議運営

会議運営

私が多くの現場を見て感じる
“良いミーティング”の共通点は、
次の3つです。

① 目的が明確であること
② ルールが明示されていること
③ 対話(ダイアローグ)になっていること

今日はその中でも、
特に重要な①「目的の明確化」
についてお伝えします。

―――――――――――――――
◆ 会議の目的が曖昧だと、何も決まらない

目的

目的

次のような案内、
よく見かけませんか?

「次回のミーティングは
11月10日10時からです。
よろしくお願いします。」

日時は決まっていますが、
肝心の“何をするのか”が
書かれていません。

これでは
「会議のための会議」になり、
生産的な時間にはなりません。

また
こうしたケースも
あります。

「次回は
売上目標について
話します。」

一見
目的が示されているようで、
実はまだ不十分です。

売上目標を“決める”のか?
“進捗を確認する”のか?
“改善策を考える”のか?

目的が曖昧だと、
参加者の心構えも準備も
バラバラになります。

―――――――――――――――
◆ 会議の目的は5つに分けて考える

 

ミーティングの目的は
大きく5つに
分類できます。

① 意思決定
② 問題解決
③ ブレーンストーミング
④ フィードバック
⑤ 情報共有

例えば「売上目標」についての会議も、
①なら条件を整理して結論を出す必要があり、
②なら課題の特定から始めます。

③のブレーンストーミングなら、
自由に意見を出し合うための
雰囲気づくりが重要です。

④のフィードバックなら、
過去の結果を分析して
次に活かすことが目的になります。

⑤の情報共有なら、
参加者に最新情報を
伝えること自体がゴールです。

―――――――――――――――
◆ フィードバック型会議には「KPT法」

KPT法

KPT法

特に
④フィードバック会議では、
「KPT法」が有効です。

K:Keep(良かった点)
P:Problem(課題)
T:Try(次に挑戦すること)

この3つの視点で振り返ると、
単なる反省会ではなく、
前向きな改善につながります。

過去を掘り下げ、
未来へつなげる視点を
チームで共有するのです。

―――――――――――――――
◆ 情報共有も立派な会議目的

情報共有

情報共有

「情報共有なんて
会議でやる意味ある?」
そう思う方もいるかもしれません。

しかし、現実には情報が
うまく共有されていない職場が
意外と多いのです。

共通認識がなければ、
方向性がずれ
ミスも増えます。

簡単に思える情報共有こそ、
組織の一体感をつくる
重要な会議です。

―――――――――――――――
◆ 目的が明確だと、時間も成果も変わる

 

会議を始める前に、
「今日の目的は何か?」を
1分で確認するだけでも

大きく成果が
変わります。

そしてその目的に応じて、
進行ルールや発言の順番を
変えることが大切です。

次回はその「ルール設定」と
「対話を生むファシリテーション」について
詳しくお話しします。

ぜひ次回もご覧ください。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」

これが私共の
キャッチフレーズ

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。

また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修もしています。

下記にどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。

お時間が合えばどうぞ、
お越しください。

秘密厳守でパーソナルコーチングも行っております。

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代表挨拶



ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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