才能を引き出す

その要望は誰のため?!(コーチング上級編)

皆さんは
部下にコーチング上で
要望をしたことありますか?

 

部下に要望を出すことは
業務上ありますよね。

 

今回の質問は
コーチング上で
要望をしたことありますか?

 

という質問です。

 

今回はコーチング上の
上級テクニックですので、
解説を加えます。

 

コーチングは相手の
自主的行動を促す
行為です。

 


要望は
コーチから相手にする要求ですので、
少なくとも自主的ではありません。

分からない?

分からない?

 

では、なぜ、
コーチングの要望が
登場するか?

 

 

それは、コーチングの目的が、
相手の目的達成と、
自己成長にあるからです。

え!

え!

 

即ち、
自主的な行動を促すための
気づきを待たなくても、

 


より、効果がある場合は
目的達成や自己成長のために
要望はありなのです。

 

 

しかし、
ここで、
交通整理します。

交通整理

交通整理

 

コーチングと業務指示は
分けてて考えでください。

 

 

要望や指示は
組織においては
日常茶飯事になされる行為です。

 

 

例えば、

 

 

「この企画書を3日間で、
仕上げて欲しいのですが」

 


という要望は
業務上の会話の中でも
あります。

 

 

しかし、
その目的は業務上
必要があるからです。

 


ところが、
コーチングでの
目的は違います。

 

 

(そろそろ、
業務でのスキルも上がったことだし、
今までは企画書作成に1週間かけているが、

 


先輩社員と同じように、
この企画であれば、
3日間で作成可能だから、
それを促そう)

 

 

という目的が潜んでいます。

 

 

自分が企画書作成に
先輩社員より時間を取っていることを
「気づかせる」ことは可能です。

 


しかし、そこに、
時間を掛けるより、
その先の

 


「どうやったら、
先輩と同じように3日間で
企画書作成が出来るようなるか」を

 


考えてもらった方が
重要です。

 


ならば、
ストレートに課題を課した方が
スピードアップして相手の自己成長長を
図ることが出来るのです。

 

 

業務上の必要性からではなく、
相手の自己成長を願って、
要望する

 


これ、
ワンランク上の
コーチングスキルです。

 

 

相手の自己成長のための
「要望」意識的に
使いませんか?

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

私は人材開発コンサルタント会社
ACTAS代表をしています。
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ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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